かすみただよう雲上の
桜もつゆにおりしきて
自由の園生芸文の
花咲きにおう知るや君
学校紹介
水明らかに山みどり
自然はわれに美をあたえ
ここ勤皇の菊池の地
歴史はわれに義を教う
み空に冴ゆる月みれば
ひとみうるめり感激に
ひたすら魂の清かれと
こころごころに祈るかな
雪降りしきる冬の日を
しのびて春をまつという
かの若草のゆかしさを
しらべも高くうたわずや
〈荒木 精之 当時19才作〉