12月26日、令和2年最後の球磨村ボランティアに行きました。
コロナ感染の状況が思わしくなく、
最初予定していた神瀬マダムたちとの年越し餅つきは中止になりましたが、
球磨川沿いにお住まいの方の自宅を再建するためのお手伝いをしました。
泥水に二階までつかった家の全ての壁を取り壊し、がれきを処理しました。
所々に、災害前、ここにお住まいだった方の子どもたちの頃の落書きを見つけました。
いろんなところに思い出が沢山詰まっている場所なのです。
これが自分のうちだったらと思うと心が締め付けられるようです。
いちにちも早い再建を願いながら、みんなで一生懸命、ほこりにまみれて作業をしました。
昼ご飯に神瀬マダムたち手作りの郷土料理をご馳走になりました。どれもおいしかったけど、「つぼん汁」最高においしかったです。
菊池の地から毎月スクールバスで豪雨災害ボランティアに行っていることを菊池市役所の市長公室にお知らせしていたら、この日は江頭菊池市長が早朝からわざわざ見送りに来て下さいました。
思いがけないサプライズに生徒たちはとても喜んでいました。
「継続することはとても大変だけど、続けていくことが大切。学生の中の芽生える助け合いの市民力や、とにかく行動することの大切さと実践に対する感謝の言葉」を生徒たちに伝えて下さいました。
今日のボランティアを終えて、神瀬の方々に「また来月来ます。」と、別れの挨拶をする生徒たちの笑顔ははキラキラしていました。今日も1日、誰かのために、有意義な休日の使い方をしてくれて参加してくれて皆さん、ありがとう。
荒木真紀子