♥2月3日(月)、卒業を控えた年生対象に、
熊本県赤十字血液センター医師、後藤善隆先生をお招きし献血セミナーを実施しました。
献血の大切さや必要性を分かりやすく説明して頂き、とても貴重な時間を過ごすことができました。
病気やケガで輸血を必要としている患者さんは、1日に平均約3,000人。
けれど血液はまだ人工的につくることができません。
「献血」は、そんな血液を安定して患者さんに届けるための一つの方法です。
〇献血できる年齢は?
200ml全血献血は男女ともに16歳からできます。400ml全血献血は、男性は17歳から、女性は18歳から、成分献血は男女ともに18歳から可能です。
〇献血にかかる時間は?
全血献血の場合、受付~採血後の休息まですべて含めて約40分(成分献血の場合、約90分)です。また、全血献血で実際に針を刺している時間(採血)は、平均10~15分です。
熊本県では、献血バスの他、日赤プラザ献血ルーム、下通献血ルーム(COCOSA)で行うことができます。
【献血セミナーに参加した3年生の感想です(一部抜粋)】
・献血がどれだけ大切かを知ることができました。白血病、がん、事故などで血液を必要とする人たちが沢山いるということを知り、自分自身注射が苦手ですが必要としている人たちのために勇気を出してやってみようと思いました。
・今まで献血は「痛い・怖い」イメージが強かったのですが、今回のセミナーで誤解が解けました。自分の血をたった40分間で誰かの命が救えると考えると私も必ず献血をやってみようという気持ちになりました。私も誰かのアンパンマンになれるようになりたいです。
・全国で1日に約3000人の方が輸血を必要としていることや、全体的に足りていないこと、年々減少傾向であることが分かりました。
・病気に一番輸血をすることをはじめて知りました。家族などに今日教えてもらったことを伝えたいです。
・「人を救うのは人」というキャッチフレーズを大切にしていきたいと思いました。
・私は献血を受けに行きたいとずっと思っていました。でも思っているだけで行動に移すことができませんでした。注射が苦手というのもあり怖かったからです。だけど今日のセミナーで話を聞いたら少し不安も解け、たくさんの人が血液を必要としていることを知り、献血をしなければならないと思いました。
後藤先生、貴重なご講話ありがとうございました。また、熊本県血液センターより緒方様、
菊池ライオンズクラブより迫様、碇野様にも来て頂きました。ありがとうございました。