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「乱用薬物はなぜ危険?薬学の観点から考えてみよう!」

9月25日(水)6限目

薬物乱用防止教育講演会を実施しました。

今回は、福岡県にある第一薬科大学講師の清水典史先生をお迎えして、

薬物の恐ろしさを薬学の観点から分かりやすくお話して頂きました。

①薬物を一回使うだけでも「乱用」である。
②薬物は一回使うたびに、脳を破壊する。
③薬物は自分の意志ではやめられない(依存性と耐性)
④薬物を立ち切っても、体は元には戻らない(フラッシュバック)

★万が一誘われたら「きっぱり断ることが大事!」

★断るための作戦として、

 

作戦その1 カエル作戦・・話題を変える
作戦その2 壊れたCD作戦・・同じことを繰り返す 「お母さんに怒られる」等と繰り返す
作戦その3 3D作戦・・「だって」「でも」「どうして」を繰り返す
作戦その4 逃げるが勝ち作戦・・逃げる!

シンナーの恐ろしさでは、脳が溶ける様子をリモネン(柑橘系の液体)と発泡スチロールを使って実験も行いました。

生徒の感想(一部抜粋)

★・薬物の種類や特徴など知ることができた。薬物は自分だけではなく相手や周りの人も不幸にさせるもの。だからこそ世の中から消  えて欲しいと思った。

★★・薬物を勧められた時の断り方がとても印象的だった。①カエル作戦②壊れたCD作戦③3D 作戦④逃げるが勝ち作戦。すごく分かり やすかった。

★・私が薬物を勧められ時には「どんな作戦を使おうか」と本気で考えた。

♫・薬物の種類や体への影響がとても詳しく専門的に聞けたので面白かったし、新しく知ることができた。

✿・今はシンナーがあまり使用されていないことが分かった。

★・年間を通して薬物乱用で逮捕される人が想像以上に多かったことや、シンナー等の薬物の使用で簡単に脳が溶けてしまうことがとても印象に残った。

♫・1940年代に戦争で軍の人に覚せい剤が導入されていたことや、昔お店に「ヒロポン」という覚せい剤が販売されていたことに驚いた。

✿・シンナーの恐ろしさについて発泡スチロールでの実験を見ましたが、あの速さで脳が溶けたら怖いなと思った。

★・麻薬は一度使ったら元に戻れない。好奇心で手を出さない。誘われてもちゃんと断って絶対に手を出さない。すべてがダメというわけではなく医療用のものもあることを学んだ。

★★・薬学の観点でというのがとても面白かった。

✿・薬物は一度でも使用したら乱用になってしまうということが分かった。どのような植物からできているのか、成分による身体的症状も知ることができたので良かった。

♫・改めて薬物の怖さや依存してしまう怖さを知ることができた。

薬学の観点から、乱用薬物はなぜ危険なのか学びを深めることができました。清水先生ありがとうございました。