学校紹介

本校の紹介

わたしたちの“未来(あした)”がここにある

しあわせを呼ぶための4つの約束

菊女ブランド 女子力・礼節力 人間力

心を込めてあいさつする、笑顔は心のダイヤモンド、返事をすれば人とつながる、敬語は一生の宝物

ひと粒の輝きの朝

あなたの人生のステージが始まろうとしています。
一人ひとりが生まれながらに持っている、大切な輝きについてあなたはどれだけ知っていますか。
まだまだ、たくさん埋もれているはずの、あなたの可能性を見つけて下さい。
自分の力を信じて大きな夢や憧れを持ち続けて歩いて下さい。
菊池女子高校は夢を語れるあなたのドリームサポーターであり続けたいと思います。

    教育は愛に発す
    愛なき者は教育者たるを得ず
    本校に於ける最高の権威は、
    生徒への限りなき、而も厳正なる愛である

    創立者 荒木 修

学園宣言−私たちの道標−

その1. 私自身のために

私は宣言する
私自身のために

私学革命のまことに容易ならざることを
然れども
私は改めて宣言し、かつ誓約する
私学革命は断々呼として
断呼、実現さるべきことを。

私学革命とは如何
そは私学の本質的姿勢の確立と
又、社会的認識評価の
抜本的訂正変革に在り。

思うべし
私学は断じて国公立の代用教育機関に非ず
国公即ち私学の最低補填機関たり
官尊民卑、明治の亜流未ださめず
悲しむべし、衆愚徒に盲従す百年の間

犠牲と忍従もとより辞せず
私は敢行実践す私学の革新
志を同じうする者は来り投ぜよ
嘲笑と誹謗、われをあわれむ者をわれ又あわれむ。

魁光先づ発すべし菊池の山河
教育は崇し興告百年の計
わが又祖父に亭くるの大道
百難豪もさけず天地の間
ただみる明鏡凛然として水を止むるを。

その2. 教職員諸氏のために

私は宣言する
教職員諸氏のために

学園の創成日尚浅く
諸般の運行未だ必ずしも全きを得ず
ここに知る。
苦難の中に在りて人よくその真価を顕すを。

安易の中に惰眠を得るは易く
困窮の中にみづからを糺すは難し
力の限りを尽くして学園向上の礎たる者は秀なり
力足らずとも学園維持にはげむ者は可なり
私利を事とし学園に徒食する者は不可なり

秀可相寄りて学園の創業全く
不可はびこりて学園亡ぶ
不誠の多数集りて事を誤り
精英の少数凝りて よく事を成就す
秀可は讃うべく
不可は泣いて馬しょくを切るのみ

私学革命の悲願厳として揺るがずとも
栄光は未だ遠し苦難の果
日々の精進累積のあした
快心の学園成るその日その時
こぞりて楽しみを分つべし同憂の間

その3. 生徒諸姉のために

私は宣言する
生徒諸姉のために

菊池女子学園は創造の府たり
人格と知性、学識と健康、そして道義と友情を。
諸姉の本心はそれを望み それを信じ
それを覚悟して来り集う
怠惰、無為、茫然自失は
もとより諸姉の本意ならざるを知る。

然れども毎日の惰性、時に諸姉をむしばみ
日々の艱難時に諸姉を惑わす
妄念を破りて進む者は救われ
破り得ずしてたたずむ者はおくる。
希望と後悔はその間に交錯し
彼我の間隙その度に増大す
1日の行動空転を許さず
三年の精進その生涯を決す。

天性の優劣問うことなけん
誠実事を決す日月の間
怠りて己の向上を計らざる者は
去りて他に道を求むべし
努めて己の無知をただす者は
こぞりて皆相共に征かんのみ。

私学の栄光未だ顕れずとも
私は信ず、革新の嵐すでに真近かなるを
そは即ち諸姉の身内に在りてただよう
烱火一たび出てて天かけるの時
人皆仰ぎみて諸姉に問わむ
菊池女子学園の謎は何ぞと
諸姉胸を張りて答うべし。
菊池女子高等学校創るの時。
われらそこに在りて今日を期せりと。

(註)ここに「私」とは「学園自身」のことである。

昭和四十一年二月